作品一覧・長編
ラブ・ミー
2023年12月公開予定
【作品概要】
実の親に虐待を受けながらも、その親の愛を欲する子供。
我が子を愛しているゆえにと、躾けという名の暴力を振るう父親。
親子の愛を信じた故に、悲劇は起こってしまった…。
『ラブ・ミー』は児童虐待を子供の目線で描いた映画です。
児童虐待のニュースが時々テレビ等で報道されることがあります。しかし、ほとんどの人が自分とは関係無い、不良の親達による事件だと思ってはいないでしょうか?
多くの人に児童虐待について、自分の事として深く考えてもらいたい。そういう思いでこの映画は作られました。
【ストーリー】
愛子は沖縄で生まれた。愛子の両親は離婚していて母親と暮らしていた。自分には父親はいないと思っていた。
しかし愛子が8才になった頃に父と母は再会し、なぜか再婚した。そしてすぐに二人の間に子供が出来た。愛子の妹が生まれると、一家は父の実家のある千葉に移ることになる。
しかし、千葉に引っ越してから父による愛子への虐待が日増しにひどくなった。
愛子は小学校の先生に暴行の事を訴え、一時は児童相談所に保護されるが、父の実家で育てる事を条件に保護解除となる。
しばらくは平和な日々が続いたが、やがて父は愛子を強引に自分の元に連れ帰ってしまう。
家に帰って来て数ヶ月たつと、また暴力が増えてくる。そして激しい暴力を振るう事も頻繁となってしまう。
見かねた母は父の実家に同居する父の妹に助けを求め、実家に連れ帰ってもらう。
再び父の実家での暮らしが始まる。愛子が10才の頃である。
愛子は実家で同居する父の妹の息子の恭一と仲良くなった。
恭一は愛子をもう二度と、あのひどい父の元には帰さないと心に誓う。
しかし大人達は、親子は一緒に暮らすのが一番良いと、クリスマスの日に愛子を父の元に戻すことにした。
しかし、やはり父親の暴力は収まらなかった。以前よりも激しい暴力と虐待が毎日続くことになった。10歳の愛子にはこの状況を変えることは出来なかった…。
■ CAST ■
・市川 愛子 役:道上 愛弓
・市川 史郎 役:木村 知貴
・長谷川 恭一 役:城戸 俊嶺
・市川 奈美子 役:うえき みゆ
・長谷川 希海 役:桑原 麻紀
・市川 由紀 役:森 恵美
・市川 太一 役:トム キラン
・山中 美佳 役:佐藤 風和
・長谷川 貴史 役:石綿 大夢
・長谷川 雅彦 役:城戸 晴慶
・担任教師 太田 役:見里 瑞穂
・児童相談所の職員 田中 役:市原 茉莉
・児童相談所の職員 相川 役:青根智紗
・佐藤 義男 役:佐藤 光
・児童相談所の同室の少女 今日子 役:川口 葵
・児童相談所所長 田所 役:真砂 豪
・佐藤 謙一 役:谷 洋幸
■ STAFF ■
・撮影監督:根岸 憲一
・制作:岩崎 友彦・合アレン
・脚本・監督・編集・プロデューサー:野火 明
女の仕事
2023年劇場公開予定
作品概要:
少し未来の話。日本の憲法は改正され、自衛隊は国防軍となり、海外での戦闘も当たり前となった。そして政府による思想統制も密かに行われていた。大野という売れない漫画家は、旧日本軍が侵略した海外の地の女を犯しては殺す漫画を描いて、小人数のエログロ漫画ファンに支持されていた。彼は偶然出会った、チサという女と恋に落ちる。だが彼女には秘密の仕事があった。それは、政府の組織する秘密の殺人部隊での殺しの仕事だった。政府にとって都合の悪い人間を暗殺するのだ。チサは大野と恋愛関係になり、暗殺するはずたった。だが、彼女は彼に本気で恋をしてしまう。自分が生きるために命令通りに誰でも殺す仕事をする女、チサ。そして彼女に殺される男は自分の仕事のために生きる男、大野。嘘の恋愛が本物の恋に変わり、そして愛するが、殺さなくてはならない。人間にとって仕事とは何か?ということを問いかける物語。
●キャスト
品田誠 : Makoto Shinada
長谷川千紗 : Chisa Hasegawa
森恵美 : Emi Mori
加藤絵莉 : Eri Kato
いとうよしぴよ : Yoshipiyo Ito
辻凪子 : Tsuji Nagiko
西川莉子 : Riko Nishikawa
●スタッフ
監督・脚本・撮影・編集 野火 明 : Akira Nobi
共同脚本 木島悠翔 : Kishima Yuto
録音 吉田康弘 : Yasuhiro Yoshida
ヘアメイク 進士あゆみ : Ayumi Sinji
漫画制作 青魚光 : Hikaru Aozakana / 前谷至竜 : Shiryuu Maetani
ガンエフェクト 富永音夢 : Nemu Tominaga
visual effects 特殊効果 内田剛史 : Takeshi Uchida
Music 音楽 hoto-D
英語字幕 松田慎介 : Shinsuke Matsuda
蟻が空を飛ぶ日
2013年劇場公開作品
2010年 『蟻が空を飛ぶ日』 119分
2013年3月9日より新宿 ケイズシネマにてレ公開
9月21日より大阪シネ・ヌーヴォにて公開
ストーリー
健二は東大生として勉強に励み、適当に遊び、他の学生達と変わらない日常を過ごしていた。ただ一つ違うのは彼がまるでアルバイトのように殺しの仕事をこなしている事。それは誰にも知られてはいけないし、知られなければ普通の人間のように幸福に生きることが出来る。彼は自分にそう言い聞かせて偽りの日々を過ごしていた。だがそれは長くは続かなかった。ある日の殺しの仕事。いつものように大道寺をリーダーとする4人のチームで仕事を進め、健二はターゲットの男を一人で追跡していた。だがその男は真紀という女に先に殺されてしまったのだ。美しくも凶暴な不思議な女。彼女は何者なのか?孤独、裏切り、非情な日常の中、運命の糸がやがて二人を結びつけていく。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011正式参加
ひろしま映像展2011グランプリ受賞
ヒューストン国際映画祭2011金賞受賞
■スタッフキャスト
[監督/脚本/撮影/製作] 野火 明
[照明] 大久保礼司
[音楽]Dub Master X
[キャスト]
黒田 耕平 折原 怜 近藤 善揮 岡本 裕輝 蓮尾 卓美